二条城におけるバリアフリーの取組
2019年4月11日
二条城におけるバリアフリーの取組
~車イスやベビーカーのための砂利敷き通路の一部改良について~
二条城の通路は,大部分が砂利敷きとなっているため,車イスやベビーカーの車輪が砂利に埋まって走行しにくく,高齢者やお子様連れ方にたいへんなご負担をおかけしております。雨天時には,水たまりができるという悪条件も重なります。
そこで,通路の砂利敷きの一部を改良することを計画し,今年度から地下の埋設物等の状況について調査に着手しており,来年度,基礎調査を実施するための経費を予算案に盛り込んでおります(一部報道で,訪日観光客のためという趣旨の記事がありましたが,そうした事情はありません。)。
砂利道の改良にあたっては,砂利道全面をアスファルト舗装するといったことではなく,二条城の有する歴史や文化を尊重し,景観を大切にしながら進めたいと考えており,文化庁や有識者の意見をお聞きしながら進めてまいります。
今後とも,貴重な国民の財産である二条城を大切に維持・継承してまいりますので,ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
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