『研究紀要元離宮二条城 第1号』の発刊について
2022年4月11日
この度,京都市では,研究紀要元離宮二条城 第1号を下記のとおりに発刊しましたので,お知らせします。
記
(1)内容
本冊子は,1603年の徳川家康による築城から現代までの二条城を中心とした京都の歴史・文化に関する調査・研究の成果と,文化財に関する記録の発信を目的としています。本冊子の構成は,史料翻刻と研究ノート,作品・資料紹介,展示収蔵館活動報告,調査研究活動報告からなります。
第1号では,二条城の理解に欠かせない重要な文献資料を選び,「元離宮二条城編年史料」として刊行するもののうち,近世編(慶長期~文久期)を掲載しています。研究ノートでは,江戸時代の長期にわたって二条城を居所とした幕府の先頭集団である大番(二条在番),京都所司代との二条城との関係を取り上げています。作品紹介では二の丸御殿の明治期障壁画,資料紹介では昭和24年度の障壁画修理報告について記載しています。
(2)規格
A4判,白黒・一部カラー,276頁(非売品)
(3)配布先(下記配布先にて御覧いただけます。)
国立国会図書館
京都府立図書館,京都府立京都学・歴彩館
京都市立図書館
その他関係機関
※それぞれ4月中旬以降に配布していきます。
(4)問合せ先
元離宮二条城事務所
電話 075-841-0096 ファックス 075-802-6181