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イベント情報

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洛中洛外図屏風の高精細複製を展示しています。

2021年2月10日

本日2月10日から3月9日まで,二の丸御殿黒書院《牡丹の間(ぼたんのま)》において,洛中洛外図屏風(舟木本及び池田本)の高精細複製を展示しています。

また,同期間,当時将軍が眺めたであろう《御殿内から眺める特別名勝・二の丸庭園》を体験いただくため,大広間西側の障子を一部開放いたします。

 

1 期間

令和3年2月10日(水)~令和3年3月9日(火)

2 受付時間

午前8時45分~午後4時10分

※二条城の最終入城受付は午後4時となります。

3 料金

無料

※入城料及び二の丸御殿観覧料は必要です。

4 その他

〇マスクの着用をお願いいたします。

〇二の丸御殿については,混雑状況により人数制限をさせていただく場合がございます。

〇体調が思わしくない方や,37.5℃以上の発熱がある方は,御入城をお控えくださいますよう御協力お願いいたします。

〇京都市新型コロナあんしん追跡サービスへの御登録をお願いいたします。

 

 

(参考)

〇洛中洛外図屏風 舟木本(国宝)

京都の市中とその周辺を描く洛中洛外図の1つで,もと滋賀の舟木家に伝来したため,舟木本の名で親しまれています。右端には豊臣氏の象徴ともいうべき方広寺大仏殿の偉容を大きく描き,左端には徳川氏の二条城を置いて対峙させ,その間に洛中,洛東の町並が広がっています。右隻を斜めによこ切る鴨川の流れが左隻に及び,2隻の図様を密に連繋させており,建物や風俗をとらえる視点は一段と対象に近づき,随所に繰り広げられる市民の生活の有様を生き生きと描出しています。右隻の上方には桜の満開する豊国廟をはじめ,清水寺,祇園などの洛東の名刹が連なり,鴨川の岸,四条河原には歌舞伎や操り浄瑠璃などが演じられ,歓楽街の盛況ぶりが手にとるように眺められます。左隻では祇園会の神輿(みこし)と風流が町を進行し,南蛮人の姿も認められる。右下の三筋町の遊廊では路傍で遊女と客が狂態を演じ,街々には各種の階層の人々がうごめき,その数はおよそ2,500人に及びます。

 

〇洛中洛外図屏風 池田本(重要文化財)

江戸時代初期の京都市中と郊外を描いた洛中洛外図の1つで,もと岡山藩主池田家が所蔵していたため「池田本」と呼ばれています。左側の屏風の中央には大きく二条城が描かれ,右側の屏風には天皇のお住まいになる御所が描かれておりますが,御所には多くの公家が詰めかけ,将軍徳川秀忠の娘和子の後水尾天皇に入内する婚儀の様子が描かれていると推測されます。屏風全体には建物ばかりでなく,現存する祇園祭りの山鉾運行や,生き生きとした庶民の生活が精細に描かれています。
風俗描写も精緻で登場人物の数は約3,100人に及び,現存する洛中洛外図の中で最多と言われています。また,全画面にたなびく金雲には立体文様があり,独特の装飾性を演出しています。

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